「コスプレイベントに参加してみたい!」と思っても、
何を持っていけば良いのか分からないと不安に感じていませんか?
この記事では、初めての方でも安心して準備ができるように
- 必須の持ち物
- あると便利なアイテム
- 季節や撮影場所に応じた持ち物
を紹介します。
チェックリストを活用して、最高のコスプレイベントを楽しみましょう!
コスプレイベント必須の持ち物チェックリスト!絶対に必要な物
これがないとイベントに参加できない、または1日を快適に過ごせない重要アイテムを紹介します。
イベント参加の基本セット

- イベント参加証・チケット
コスプレイベント参加に必須のアイテムです。
スマートフォンの画面や印刷したものを忘れずに用意しましょう。 - 身分証明書
イベントによっては、本人確認が必須です。
顔写真付きの公的身分証明書を準備しておきましょう。 - 現金・交通系ICカード
飲食物・グッズ購入・交通費に必要。
会場によっては現金のみの対応の場合もあるため、小銭を用意しておくとより安心です。 - スマートフォン
撮影・友人との連絡・情報収集・地図アプリなど、あらゆる場面で欠かせません。
更衣室で必要な物セット

- 衣装
衣装本体はもちろん、手袋・靴下・装飾品・小道具まですべて揃っているか確認しましょう。 - ウィッグ
ウィッグのほか、ウィッグネット・ブラシ・ヘアピンなど。
ウィッグを整えるブラシ・コーム・スプレーも忘れずに。 - メイク道具
イベント用のメイク道具一式。
ベースメイク・ポイントメイク用品・つけまつげ・メイク落としシートまで用意しましょう。 - テーピング
テーピングをカットするための小さなはさみがあるとより便利です。 - 鏡
更衣室でメイクする際、キャリーケースの上に鏡を置いてメイクをするのが一般的。
折り畳み式で安定感のある鏡がおすすめです。 - コンタクト関連
キャラクター用のカラーコンタクト・コンタクトケース・コンタクトの洗浄保存液・目薬など。
破れや初期不良のカラーコンタクトもあるので、予備を用意しておくとより安心です。 - 着替え(私服)
イベント前後に着用する私服と下着です。
帰り道を考えると、ゆったりとした楽な服装がおすすめです。 - 履物
コスプレ用の靴と、行き帰りの移動に便利な履き慣れたスニーカーやサンダルがあると、足の疲れが軽減できます。 - インナー類
- 男装コスプレ → 胸つぶし
- 女装コスプレ → 露出対策ウェア・パニエ・ペチコート・バストアップインナーなど
貴重品管理アイテム

- 貴重品用バッグ
小さなウエストポーチやポシェットなど、体に密着させられるものを選びましょう。
コスプレイベント中は、誰でも出入りできる更衣室に荷物を置くことになるため、
貴重品は常に身につけておきましょう。
コスプレ経験者イチオシ!あると便利な持ち物
コスプレ経験者が、イベント中に「これがあって助かった!」という便利な持ち物を紹介します。
衣装の応急処置

- 裁縫セット
糸・針・安全ピン・予備のボタンなど。
衣装のほつれやパーツが取れてしまった時に役立ちます。 - 両面テープ
衣装を直接固定するほか、小道具の補強にも活用できます。
時間がかからず補修できるのもポイント。 - 布用接着剤
衣装はもちろん、小さな装飾品の補修にも活用できます。
メイク・ヘアセットの仕上げ

- ヘアスプレー・ワックス
移動中に崩れてしまったウィッグのスタイルの補修に。 - メイク直し用パウダー・あぶらとり紙
汗や皮脂によるメイク崩れを防ぎ、きれいな状態をキープできます。 - キャラクターの資料
髪の分け目やアクセサリーの向きなどを確認するため。
スクショやメモで準備しておくとかさばりません。
よりイベントを快適に過ごす

- モバイルバッテリー
スマートフォンの充電残量を心配せずに、連絡や写真撮影が楽しめます。 - 絆創膏・常備薬
靴擦れ・思わぬ怪我・突然の体調不良など、いざという時のために。 - ゴミ袋
会場のごみは持ち帰るのがマナー。
小さなビニール袋を数枚持っておくと便利です。 - ウェットティッシュ
手や顔を拭くほか、汚れを落とすのにも役立ちます。 - 汗拭きシート
汗をかいた後の不快感を軽減。
ニオイ対策にも効果的です。 - 帰りに被る帽子
ウィッグで乱れた髪を隠せるので、周りの目を気にせず帰宅できます。 - お菓子
小腹が空いたときや、他のコスプレイヤーさんとの交流にも活用できます。
より撮影を楽しむ

- 名刺
交流したいレイヤーさんやカメラマンさんに渡すため。 - 小道具のメンテナンス用品
接着剤や工具、レンズ用クリーナーなど、小道具の破損に対応可能。 - 撮影用の機材
自撮り棒・三脚・レフ板・カメラ用バッテリー・レンズなど。
コスプレロケ撮影に必要な持ち物

スタジオや屋内のイベントとは異なり、屋外のロケ撮影では以下のような持ち物の準備が必要です。
- 着替え用テント
更衣室がない場合に用意しましょう。
公衆トイレでの着替えはマナー違反です。
車内で着替える場合は、目隠し用のサンシェードやカーテンを用意しておくと安心です。 - 日除け・雨除け
日傘や折りたたみ傘など、天候の変化に対応できるもの。 - 日焼け止め
長時間の屋外撮影での日焼けを防ぎます。 - 虫除けアイテム
虫に刺されやすい人は、虫除けアイテムと一緒にかゆみ止め薬も準備しておくと安心。 - レジャーシート
地面に座って休憩したり、荷物を置いたりするのに便利です。 - 簡易的な椅子
撮影の待ち時間や食事の際に座れる椅子があると、疲労を軽減できます。 - 簡易トイレ
山の中など、近くにトイレがない場所では必須アイテムです。
▼マナーと注意点
- 撮影場所の管理者や所有者から、必ず許可を得てロケ撮影を行いましょう。
- ゴミは残さずきれいに持ち帰ること。
- 立ち入り禁止場所への侵入や、自然環境を破壊する行為は絶対に避けましょう。
夏・冬・梅雨のコスプレイベントにあると便利な持ち物
夏・冬・梅雨など、季節や天候に合わせて持ち物を工夫すると、より快適にコスプレイベントを楽しめます。
夏の暑さ対策

- 冷感インナー
接触冷感や吸水速乾などの機能を備えたインナー。
コスプレ衣装の下に着用しましょう。 - 冷却スプレー
瞬時に冷却できるアイテム。
タオルを冷やして首にかけるのもおすすめです。
※使用する際は周りに人がいないか確認しましょう。 - 携帯扇風機・扇子
手軽に涼しい風で暑さを和らげます。
ただし外気温が35度以上のときは、熱風を浴び続けて熱中症につながる可能性があるため注意が必要です。 - タオル・汗拭きシート
汗をこまめに拭いて、衣装の汗染みやメイク崩れを防ぎましょう。 - 日除けアイテム
日傘が禁止されている場合は、フード付きタオルがおすすめです。 - 塩分タブレット・凍らせた飲み物
熱中症予防のために塩分と水分をしっかり補給しましょう。 - 保冷バッグ
飲み物を冷たい状態で保存できます。
保冷剤は飲み物だけでなく首やワキを直接冷やすのにも便利。 - エチケット袋
暑さによる体調不良で吐いてしまっても、会場を汚さず処理可能。
持っている安心感が精神的な余裕にもつながります。 - 着替え
汗で濡れた服は不快指数を高めます。
肌着や下着だけでも着替えがあると快適です。
冬の防寒対策

大きく分けて、吸湿発熱性・裏起毛(裏ボア)の2種類があります。
| 吸湿発熱性 | 裏起毛(裏ボア) |
仕組み | ・汗や体から発せられる水蒸気を吸収する際に生じる化学反応で熱を生み出す | ・内側が毛羽立っており、体温で温められた空気を閉じ込こめて保温性を保つ |
メリット | ・薄手で着ぶくれしにくい | ・肌触りが良い |
デメリット | ・汗をかきすぎると逆効果 | ・生地が厚く着ぶくれしやすい |
コスプレ衣装を着るときは着ぶくれしにくい吸湿発熱性のもの、行き帰りの移動は保温性が高い裏起毛(裏ボア)がおすすめです。
ココア・紅茶・ルイボスティーなどは、体をあたためる飲み物です。
ココア | 血流を改善するカカオポリフェノールやテオプロミンが含まれている |
紅茶 | 茶葉を発酵させているため、あたためる効果が優れている 冷えにつながるカフェインが含まれているので、飲みすぎないよう注意 |
ルイボスティー | 血流を改善するスーパーオキシドジムスターゼ(SOD)が含まれている ノンカフェインなので、カフェインが気になる人も安心 |
紅茶と同様に茶葉を発酵させて製造される、ウーロン茶・ほうじ茶・玄米茶なども体をあたためる飲み物です。
逆に、カフェインが多く含まれているコーヒーや緑茶、体を冷やす作用のある大麦が原料の麦茶は体を冷やしてしまう飲み物。
体をあたためたいときは避けるようにしましょう。
梅雨の雨対策

雨の多い梅雨時期のコスプレイベント。雨対策をしておくと安心です。
▼注意点
- 雨予報の日は水に強い衣装を
水に濡れても大丈夫な素材を選ぶか、補強をしておきましょう。 - すべりやすさ対策
雨の日は会場全体が滑りやすくなるため、滑りにくい靴を選ぶのがおすすめです。
コスプレイベント持ち物のパッキングのコツ
忘れ物を防ぎ、当日スムーズに準備を進めるためのコツを紹介します。
荷物をまとめる工夫
- 衣装はパーツごとに分ける
本体・アクセサリー・ウィッグ・靴・小道具を袋やポーチに分けると便利。
メッシュや透明ケースを使えば中身が一目で確認できます。 - メイクポーチはひとつにまとめる
必要なメイク道具をすべてひとまとめに。忘れ物防止になります。 - 重たいものは下に詰める
キャリーケースでは車輪側に重たいものを入れると安定し、移動も楽に。 - 壊れ物はタオルに包む
揺れや衝撃で破損を防ぎ、液漏れ防止にも役立ちます。
化粧品はタオルやジップロックで保護すると安心。
パッキングの心得
持ち物を「どの順番で使うか」をイメージして準備すると、忘れ物を減らせます。
持ち運びやすいバッグ選び

コスプレイベントに参加するときは、キャリーケース または ボストンバッグ・大きめのトートバッグ を活用しましょう。
| キャリーケース | ボストンバッグ・大きめのトートバッグ |
メリット | ・重い荷物でも楽に運べる ・外部からの衝撃に強い | ・混雑した場所や階段などでもスムーズに移動できる ・出し入れがしやすい |
デメリット | ・段差や悪路に弱い ・混雑した場所では人や物にぶつからないよう注意が必要 | ・体に負担がかかる ・外部の衝撃に弱い |
👉 使い分けのポイント
- 衝撃に弱い小道具や会場で使う大きな持ち物 → キャリーケース
- 出し入れ頻度の高い飲み物・お菓子・財布など → トートバッグやサブバッグ
パッキングは前日までに
イベント当日の朝は、思いのほか慌ただしくなりがち。
着替え・メイク・最終準備に時間を取られ、忘れ物をしてしまうリスクが高まります。
前日までにパッキングを済ませておくメリット
- 忘れ物を防げる
- 心の余裕が生まれる
- 当日朝の時間を有効活用できる
イベント前日の夜には「大丈夫!」という状態にしておき、当日の朝をワクワクした気持ちで迎えましょう。
コスプレイベントに持っていけば良かった!失敗談あるある
多くのコスプレイヤーが経験する「持って行けばよかった!」失敗談を紹介します。
失敗談を参考に、万全の準備でイベントに臨みましょう。
●コスプレ衣装が崩壊寸前

「衣装の背中がほつれていた!」
「動き回っているうちに、胸元の飾りが取れてしまった。」
などのトラブルは、頻繁に起こります。
特に、自作の衣装や細かな装飾が多い衣装は、ちょっとした衝撃で破損しがちです。
解決策
- 裁縫セット(糸・針)ほつれた縫い目を直すのに役立ちます。
- 安全ピンは、緊急時の応急処置として非常に便利です。
- 両面テープを携帯しましょう。
●小道具が壊れた

小道具は、イベント中に人にぶつかったり、落としてしまったりして破損してしまう場合があります。
「撮影中に小道具のパーツが折れてしまった。」
「ウィッグの飾りが取れて、どこかへ行ってしまった。」
といった悲劇は避けたいものです。
解決策
- 瞬間接着剤やガムテープを持っていれば、その場で修理できます。
- ただし、周囲の人に迷惑をかけないよう、人通りの少ない場所で修理しましょう。
●メイクがドロドロ

汗をかく夏場のイベントは、汗や皮脂でメイクが崩れてしまいがちです。
「きれいに仕上げたファンデーションが流れ落ちてしまった。」
「メイク直しをしても、すぐにテカってしまう。」といった悩みは、多くのコスプレイヤーが抱えています。
解決策
- 汗拭きシートやメイク直し用パウダーを活用しましょう。
- 汗をかいたらすぐにシートで拭き取り、上からパウダーを重ねると、きれいな状態をキープできます。
- メイクが流れ落ちてしまう前に、メイクキープスプレーを事前に使用しておくのもおすすめです。
●バッテリー切れで連絡が取れない

スマートフォンは友人との連絡・写真撮影・地図の確認など、あらゆる場面で欠かせないツールです。
「イベント中にバッテリーが切れて、友人と合流できなくなった。」
「帰りの電車を調べようと思ったら充電がなかった。」
解決策
- モバイルバッテリーは、必須アイテム。(複数機器充電タイプ・急速充電対応がおすすめ)
●靴擦れで足が痛い

コスプレ用の靴はデザイン性を重視しているものが多く、履き心地が良いとは限りません。
「厚底ブーツで一日中歩き回ったら、靴擦れで足が悲鳴をあげた。」
「足の痛みに耐えきれず、休憩ばかりになってしまった。」
といった失敗談は少なくありません。
解決策
- 絆創膏を多めに持っていきましょう。
- 少しでも歩きやすいように、インソールを入れるのも有効です。
- 行き帰りは、履き慣れたスニーカーやサンダルを用意しておくと、足の負担を大きく軽減できます。
コスプレ持ち物チェックリストを活用して忘れ物を防ごう!
コスプレイベントは、事前の準備が成功のカギ。
今回紹介した持ち物リストを参考に、自身のコスプレに合わせて必要なものをチェックしてみてください。
しっかりと準備を整えて、コスプレイベントを心ゆくまで楽しんでくださいね。
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